竹内郁雄教授最終講義に行ってきた

昨日、現役Lisper竹内郁雄先生が東大を退官されるとのことで、最終講義に参加してきた。

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散文だけど、自分がわすれないために。


知ったきっかけはShibuya.lispで記事が投稿された竹内郁雄教授最終講義 2010/3/3(水) 16:30-18:00

竹内名言

こりゃ名言だなー。と思ったの講義中の言葉。

社会の常識はLisperの非常識、Lisperの常識は社会の非常識。
Lispは遅いから使えない(という民の声)
なにくそ、lispのほうが速いベンチマークプログラムを作ってやる!
そしてたらい回し関数が作られた!?

なんだってー。ちなみにマッカーシーが誤って覚えたりしたそうな。

Lispのお話。

  1. Lispは1959年には実装されていた。3番目に古いプログラミング言語。
  2. Lispは泥玉だ!どんどん泥を増やし大きくなっていく!!

和田英一先生からの手紙

Tao produce one.
One produce two.
two produce three.
Three produce ten thousand thinsg....

今後

  1. ワールドカップ2018年、2022年誘致に向けて!
  2. 資料を公開してゆく。

未踏プロジェクトについて

  1. ぜひ続けていただき開発者を発掘していただきたい!


最終講義の内容は、以前スラッシュドットでの記事+αでした。来られなかった方はスラッシュドットの記事を読むとよいよ。
竹内 郁雄氏からのコメント

あとで調べるリスト

最終講義中に出てきた調べるリスト。

人名
  1. 野崎昭弘氏。
  2. sierpinski氏。
  3. Mikhail Botvinnik氏(チェスチャンピオンで工学博士)
  4. Terry Winograd氏(MIT)
  5. 池野信一先生(恩師)
分野(ねた)
  1. 玉転棒倒學
  2. 大規模茶系理論
  3. 近代倒言學
書籍
  1. 野崎昭弘先生「計算機数学」(共立出版、1984)
  2. ガーベージコレクションのアルゴリズムと実装